
雇用保険適用事業所番号
雇用保険適用事業所番号とは、従業員を雇い入れた時に、事業所としては雇用保険に加入する必要があるわけですが、その加入手続きの際に事業所ごとに付与される番号です。
この手続きでは、雇用保険適用事業所開設届という書類を作成して事業所を管轄するハローワークに提出します。
その結果として「雇用保険適用事業所設置届事業主控え」が交付されのですが、その書類に書いてある番号のことですね。
何かと必要になる番号ですので、事業主控えは大切に保管しておきましょう。
電話番号
ハローワークでは、事業所を先程の雇用保険適用事業所番号と電話番号で管理しています。
助成金の申請の際には、この電話番号が違いますと、「届出の電話番号と違いますね。補正してください。」となりますから、結構重要です。
代表、各部署、事務所、工場など複数の電話番号をお持ちの事業所様は、どの番号で雇用保険適用事業所としてのお届けがあるかを正確に把握しておくことで、雇用保険に関するお手続きが何かとスムーズに運ぶでしょう。
どの電話番号を届け出ているかは、先程の雇用保険適用事業所設置届事業主控えに表示されています。
労働保険、社会保険には様々な書類や手続きがあります。
書類作成や手続きの度に番号を探すのは時間と労力のロスです。
労働保険、社会保険の関係書類は、ファイル一つでまとめて管理しましょう。
全国には約577万の民営事業所があります(平成24年総務省統計局)。
同じ名称の法人は沢山あります。
ですが、同じ電話番号で、全く関係のない事業所はこの世には存在しませんね。
雇用保険で電話番号がいかに大事なのかがお分かりいただけると思います。