防犯を科学するシリーズ その2「防犯ステッカー」
防犯ステッカーの購入
何かをきっかけとして、
「よし、防犯ステッカーを買うぞ」
となった時、皆さんはどのようなデザインを思い浮かべるでしょう。
①防犯カメラ作動中
②警察官立寄所
③猛犬注意
あたりでしょうか。
この中で圧倒的多数で支持されるのは、やはり①でしょう。
③も結構いける気はしますが。。。
なぜならって、防犯カメラなら、バッチリ録画されちゃうんですから。
ですが、ここで一つ疑問があります。
防犯カメラが最も優れているとは、一体だれが言ったのでしょうか。
私ですね。いや、そうではなく。
世間一般でいう、この圧倒的支持率のお話ですが、果たして、ぶっちぎりの支持を受けるほどの効果はあるのでしょうか。。。
早速、科学していましょう。
「防犯カメラ作動中」ステッカー
犯人に対して、「あなたが一番見られたくない容姿と犯行の一部始終を証拠に収めちゃいますよ。」という意味が書いてありますから、やはり最強ではないでしょうか。
これに勝るものは、そうはなさそうです。
と、考えるのが自然です。
事実、街中で最も見かける、防犯ステッカーは、まさにコレです。
でも、みなさん思いませんか?
「防犯カメラって、ホントかよ。」と。
場合によっては、カメラを確認したりします。
でも、カメラがあると、「ほんとだ。撮影してる。」と納得してしまうでしょう。
防犯対策ばっちりだ。とも。
やはり、防犯カメラ作動中が王者なのでしょうか。
2.防犯ステッカーの実際
では、ここで、いつもの(?)泥棒Aさんに登場していただきましょう。
なぜ、Aさんなのか?それは「ア」さんや「甲」さんより、Aさんの方が。。。そっちじゃないですね。
なぜ、泥棒に聞く必要があるかですね。
この辺りいいマンションあるな。次の駅で降りよう。
車窓からの景色で好みの街並みを見つけるのは、いつものことだ。
駅の改札を出ると、先ほどの茶色いマンションを目指す。
150世帯ほどの中規模マンション。セットバックしているタイプ。最も得意な形だ。
正面エントランスから入ると、エレベーターに向かう。エレベーター付近には誰もいない。
エレベーターのランプが点灯し、ドアが開くと、案の定、防犯カメラが顔をのぞかせる。
帽子は目深にかぶっているが、念のため、手で顔を覆って乗り込んだ。
迷わず15階を押した。最上階だ。
15階につくと、目の前の景色が開けており、空が視界のほとんどを占める。
高層階独特の景色に身が包まれるのが分かる。
今日もいい予感がするな。
そう思いながら通路の一番端を目指す。
途中、防犯カメラがこちらを向いているのが分かったが、まぁ、良い。
映っているだろうが、デカが中身を見る頃は、俺は、とうにこの町には居ない。
どうせロクスッポ映ってないだろうし、映っていたところで他人の空似だからな。
目的の通路角に到着すると、いとも簡単にフェンスを乗り越え、開けた場所へ出た。
ルーフバルコニーだ。
何気なく後ろを振り返り、誰も見ていないことを確認すると・・・
お分かりいただけましたでしょうか。
もちろん、防犯カメラに映り込むことは避けたいのですが、万が一映ってしまっても、「まぁ、仕方ない。」のです。
つまり、その程度の効果しか望めないということですね。
あなたは、それでも大切な自宅やオフィスに「防犯カメラ作動中」のステッカーを貼り続けますか?
3.弊所開発、最強ステッカー
では、ここで、弊職が開発した「N-SEC防犯ステッカー」を紹介しましょう。
市場にある防犯ステッカーでは、有名警備会社のものを除き、理論上、最強でしょう。
なぜなら、この僅か225㎠の中に、泥棒が嫌がる要素が全て含まれているからです。
なぜ、最強なのか。いつものごとく、順番に紐解いていくこととしましょう。
このステッカーのメッセージは
「画像通報警報システム」
です。
このたった1行に泥棒が嫌う3つのキーワードが見えます。
まずは
①画像
ですね。
これが、あるのとないのとでは、相当違います。
でも、これだけでは役不足なことは、先ほど申し上げた通りです。
はい、次は
②通報
です。
これが最強です。
何が怖いって、「通報」なのです。
なぜなら、仕事を終えて外へ出てみると、そこは別世界だからです。
あー、何だか聞こえがよかったのですが、お巡りさんたちに包囲されているという意味ですね。
泥棒でなくても、あまり気分のいいものではありません。
そう、あっちの引出し3万円。こっちの引出し1万円。なんて言って、ほくほくと外に出ると地獄絵図です。
ま、避けたい事態ですね。
そして、最後は
③警報システム
です。
いかにも音が出そうですし、ちょっとやっかいな感じがします。
しかし、③だけでも、ちょっと役不足なんですね。
凄いところ。
それは①と③が、最強である②を支えていることによる相乗効果。
文句なしの最強ぶりです。
もう一つ申し上げますと、ステッカーは視覚によるメッセージです。
文字ばかりでは、流されてしまいます。
街中のステッカーをいちいち読んで歩いている人は少ないですからね。
泥棒も同じです。
防犯ステッカーならば、0.3秒で防犯メッセージが伝わらなければなりません。
さて、随分引っ張りましたが、科学された防犯ステッカーはこちらです。
最高ですねー。
自画自賛とは、正にこのことですね。
さきほどは、3つのキーワードと申しましたが、それだけはありません。
更に見ていきましょう。
上からN-SECとあります。
呼び名は「エヌセック」です。
さぁ、もう一度。「。。。。」(まぁ、いっか
まず、覚えやすい。
旧バージョンは「エフ・ジー・エス・エス」でした。
周りの反応は
エフ。。。なんだっけ?
でしたので、大分違いますな。タブン。
何の略か。
これ、ナイトウ―セキュリティシステムと思った方、残念。はずれです。
「ネットワークカメラセキュリティシステム」の略なんです。
(どうでも良い。という声が聞こえてきそうです)
ちなみに商標登録も出願中です。(本気ですな。
ネットワークカメラって、聞いたことがある方も多いことと思われます。
簡単に説明しますと、スマートフォンで離れた場所のリアルタイム画像をいつでも観れるという優れものです。
それだけではありません。
なんと、人の動きを感知したら通報してくれるんですから、ただ事ではありません。
ガードマンさんも商売あがったりですね。
何せ、それまでは、110番通報係として、ホームセキュリティで社会的地位を築いてきたというのに、その座を奪われようとしているのですから。
リアルタイム画像で、泥棒が映ってたら、迷わず110番ですからね。
これが、次世代型のローコスト住宅ならぬ、ローコストセキュリティシステムなんです。
N-SECか。
あー。ネットワークカメラを使ったローコストセキュリティシステムね。
ここは、ヤバいから入るのやめよう。
こんな時代が来るのでしょうなぁ。
(来ないよ。という声が聞こえてきそうです
お待たせいたしました。
遂に、amazonで販売しました。
ラインナップは
①1枚単品
②3枚セット
③5枚セット
と充実です。
気になる方も、全く気にならない方もチェック!!
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